どーも。なんか技術者として取っておけよーとか言われることが多い資格。
「基本技術者試験」
一応私も取得しています。
基本情報技術者のための勉強の仕方を紹介します。
あくまで私の勉強法ですが、同じようにやれば皆さん取れるかと思います。
基本情報技術者試験とは
情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。
情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人に活用いただける試験として実施しています。特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる知識・技能について、幅広く総合的に評価しています。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験:試験の概要
ざっくり言うと情報系の一般常識テストって感じですね。大手の企業でも新人社員に取ることを推奨したりしているところもあるようです。
春秋の年二回試験が行われます。
取得する目的
最初にあなたがなぜ取るかを考えてみましょう。
会社に言われたから?自分の力試し?転職のため?
色々あると思います。
この試験の効力として、転職でパワーを発揮するほど強い資格では無いと思います。
自分の力を試すためや、情報系の勉強をしたいけど、何をしたらいいかわからない!モチベーションが上がらない!
そんな時にこの試験は役立つかと思います。
難易度は?文系でもいける?
最近の受験者数、合格率を見てみましょう。
試験 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
28春 | 44,184人 | 30.4% |
28秋 | 55,815人 | 23.6% |
29春 | 48,875人 | 22.5% |
29秋 | 56,377人 | 21.8% |
30春 | 51,377人 | 28.9% |
30秋 | 60,000人 | 22.9% |
だいたい合格率は20〜30%程度ですね。
正直あまり高い合格率とは言えません。
しかし難易度が高いというわけではありません。
ポイントを抑えれば、確実に合格できるはずです。
なぜなら基本情報技術者の試験は過去問から似通ったものが多く出題されるからです。
傾向と対策さえしっかりすれば、合格はそこまで難しくありません。
またテキストなどもわかりやすいものが充実しているので、文系の方でも理解しやすいかと思います。
勉強時間は40時間くらい!
さて、問題のどれくらい勉強すればいいかです。
私の周りでは2日間だけ勉強して受かった文系の方もいます。
はたまた180時間くらいかかるという人もいますが、個人的には40時間くらいあれば十分だと思います。
一日2時間で3週間くらいですね。
勉強方法
まずは敵を知る 5時間
まずは何にも前提知識がなくとも、一旦過去問を1試験分やっちゃいます。この段階ではまだ全然解けなくて良いと思います。
どんな雰囲気の問題が出てくるかの下見です。
ここで雰囲気をつかむのがかなり重要だと思います。敵の形を知ってから勉強するのと、敵を知らず勉強するのでは効果が全然違います。
ここまでで5時間
テキストを読み、知識を手に入れる 10時間
敵を知ったところで次は自分の装備を整えます。どんどん知識武装をしていきます。
しかしここで重要なのは、最初からガチガチにテキストを読み込みすぎないということです。さらっとテキストを1周することです。
オススメのテキストは以下です。イラストがわかりやすくとっつきやすいです。

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成31/01年 (情報処理技術者試験)
- 作者:きたみりゅうじ
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ここまでの累計15時間です。
過去問に再挑戦 5時間
最初にやった試験のとは違う年度の過去問をやってみます。最初よりは解けた気がするけどまだまだボロボロのはずです。
解けた部分もあると思います。
ここが重要です。自分がどの部分が弱いのかがだんだん見えてくるはずです。
ここまでで累計20時間です。
テキスト等で弱いところを補う 10時間
過去問の失敗したところを中心に、知識を補いましょう。ここではしっかり理解するように努めます。
ここまでで累計30時間です。
過去問連打 10時間
ここからは問題量をこなしていきましょう。過去問をランダムで出題してくれるサイトがあります。
基本情報技術者試験 過去問道場🥋 |基本情報技術者試験.com
ここでは解説もあるので、不正解の問題に関しては理解をするように努めます。
ここまでで累計40時間です
ここまでするとあなたはいつのまにか問題を、「あーこのパターンねー」と一蹴できるようになっているはずです!
まとめ
結局のところ攻略法としては、敵を知るのが一番ということです。このポイントを抑えれば大丈夫というのは、人によって変わります。
まず過去問を解いてみて、自分で不足してる部分を把握してから取り組むのがいちばん効率が良いと思います。
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